社会不適合者のシネマ日記

映画・商品レビュー

新文芸坐の体験レポート/『バニシング・ポイント』『フラッシュ・ゴードン』を鑑賞

初めての新文芸坐

池袋駅の近くにある名画座新文芸坐で『バニシング・ポイント』を観てきました。入り口の看板にマルハンとあるように、パチンコ会社が運営する変わった映画館です。

 

スクリーンがある3階へ、エレベーターもしくは階段を利用します。

本作の上映前のロビーでは、『バニシング・ポイント』の音楽が流れていました。粋ですね。

注意すべきことは、上映開始直後に本編が始まることです。上映前の男子トイレには列ができていました。早めにすませておきましょう。シネコンイオンシネマのような、一般的な映画館)と同じ感覚で行ってしまったので、この点には驚きました。

本編は4Kリマスターということで、大画面で鑑賞できる画質でした。新文芸坐は音響にこだわったスクリーンで、劇中の音楽を楽しめました。

映像設備・音響設備

参照*1

2022年に劇場の設備が刷新されました。プロジェクターは4Kです。スピーカーは独自のシステムです。オーディオルーム新文芸坐という、音楽を楽しむ企画もあります。

更に、近年では珍しい35mmフィルム上映もあります。私はクレヨンしんちゃんをフィルム上映で観ましたが、アナログな雰囲気でしたよ。

映画館の映写室を覗いてみた!映写機、フィルムいろいろあったよ - YouTube

↑絶滅危惧のフィルム上映の裏側です。個人的には、スクリーンマスクを動かしてくれるのが嬉しい

ドリンクバーあります

窓口でお金を払い(当時300円)、紙コップをもらいました。コールドドリンク1杯のみで、おかわりはせず。上映前、上映の合間におかわりするのが良さそうです。

公式HPには「酒類の持ち込みはお断りしております」と書かれているものの、持ち込み禁止の表示はありません。今度、外部の飲食物を持ち込み可能か、窓口の方に聞いてみようと思います。

参照:劇場情報 - 新文芸坐

バニシング・ポイント』を鑑賞する パンフレットを買うべき

アメリカン・ニューシネマの世界』:アメリカン・ニューシネマ解説するパンフレット。

売店でこのパンフレットがあるということで、1,200円で購入しました。アメリカン・ニューシネマや『バニシング・ポイント』の裏話といった、あまりにも濃い本です。

 

パンフレットの裏面:あるアルバムのオマージュです。

入場特典としてもらった小さいチラシ。どこかに飾りたいくらいです。

 

フラッシュ・ゴードン

フラッシュ・ゴードン(字幕版)

入場特典のシールは品切れでした。悲しい。

新文芸坐には映画をお得に観られる、「2本立て」というシステムがあります。

2本目に選んだのは、『フラッシュ・ゴードン』(1980)です。

興味はなかったですが、鑑賞してみました。

クイーンの「フラッシュ アアー」という曲に聞き覚えはないでしょうか。はっきりいえば、チープなスター・ウォーズでしょうか。ストーリーは不思議だし、手作り感のある映像が印象的です。熱狂的なファンに好まれそうな作品です。なんと、ルーカスが映画化したかったという逸話があります。

なぜかメイキング本まであります。

 

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