ユナイテッド・シネマ としまえんに行ってきた
↑西武鉄道の豊島園駅に来ました。としまえんは閉園してしまったので、実質「メイキング・オブ・ハリー・ポッター駅」ではないでしょうか。
豊島園駅のホームはハリポタ仕様です。映画のコスプレなのか、学生服を着ている方がいました。
↑都内の映画館は混雑しているので、ユナイテッド・シネマ としまえんに来ました。
館内にハリポタのポスターがあるだけではなく、ハリポタシリーズの再上映もしています。*1
↑『君たちはどう生きるか』のグッズや、過去のジブリ作品のグッズが販売されています。写真の右側にあるのは、ジブリ作品のレコードです。
作品の感想
・本編が始まってすぐ、「あー、そういう系か」とげんなりした。家族で観るには、少々過酷な描写があると思う。
・フェリーニ監督の『8 1/2』(1963)に似ているらしいので観てみた。確かに、自由奔放な映像表現による、分かりにくさは似ている。(この映画の主人公は、映画作りに苦悩する映画監督のグイドだ。グイドのハーレム欲求などが、あまりにも赤裸々で笑える。ちなみに『8 1/2』は、アニメ『エヴァンゲリオン』に影響を与えたそうだ。)
・とにかく抽象的で難解な作品。子供には退屈なはずだ。そもそも、理解する必要はないのかもしれない。
・ジブリの作画が良いのはいつものことだが、今回は更に素晴らしい作画だった。
・エンドロールで2、3度驚かされる。特に、声優とアニメ制作会社に注目してほしい。エンドロールで席を立つのはもったいない。
・劇中に『君たちはどう生きるか』の小説が登場する。この小説を読めば、少しは理解が深まるのか。
・ポスターの通称「どう生きバード」は、ぶっちゃけ気持ち悪い。このキャラクターを含めて、老人を描きたがるアニメーターは少ないのではないか。
結論 また観たい
1回目の鑑賞後の感想は、「私は何を見せられたんだ?」です。
宮﨑駿監督の脳内を観ているようで、想像力に脱帽です。いや、これが監督の遺作かと思うと、少々悲しいです。
今回はIMAXで鑑賞しましたが、次回はDolby Cinemaで鑑賞しようと思います。
みなさんも、宮﨑駿ワールドに圧倒されましょう。