社会不適合者の日記

映画・商品レビュー

【レビュー】NEEWER 9インチLEDビデオライト|NL-116AI |

はじめに

ブログ用の物撮りやフリマ出品用の写真、なんとなく「暗い」「映えない」と感じたことはありませんか。

自分もまさにその状態で、天井照明やデスクライトを駆使して撮っていたのですが、どうしても影が強く出たり、被写体の質感がうまく出なかったりと悩んでいました。

そこで導入したのが「NEEWER 9インチLEDビデオライト」です。結果から言うと、“初心者が最初に買うライトとしてちょうどいいかも?”な一台でした。

今回は、なぜこれを選んだのか、実際にどう使っているのかを中心にレビューしていきます。

なぜこのライトを選んだのか

一番の理由はシンプルで、「レビュー評価が高かったから」です。

Amazonで星4.6と安定して評価が高く、さらにNEEWERというメーカーは過去に使ったことがあり、品質面で大きな不安がなかったのも決め手でした。

実は、RGB対応の小型ライト(K&F CONCEPT)も候補にしていました。色の表現力や演出の幅はそちらの方が広そうだったのですが、今回は「ブログ用の物撮り」がメイン用途だったので、シンプルに白色光を安定して使えるこちらを選びました。

開封して感じたこと

箱を開けてまず感じたのは、「ちゃんとした作りだな」という安心感です。

中国メーカーではあるものの、質感や組み立て精度はしっかりしていて、安っぽさは感じませんでした。付属品はコールドシューアダプターとUSBケーブルのみとシンプル。

一点だけ欲を言うなら、収納用のケースがあれば持ち運びや保管がもっと楽だったと思います。

 

使い方はとにかくシンプル

 

 

操作はかなり直感的です。

明るさと色温度はどちらもダイヤルを回すだけ。説明書をしっかり読まなくてもすぐ使えました。

ただし少し気になったのは、バッテリー残量の表示がざっくりしている点。パーセント表示ではないので、「あとどれくらい使えるか」は感覚頼りになります。

実際の使い方(自分の環境)

主に使っているのは以下のシーンです。

・ブログ用のガジェット撮影
・食品(ケーキなど)の写真
・フリマアプリ出品用の物撮り

基本は自宅のデスクかベッドの上で使っています。

面倒なときは片手にライト、もう片手にカメラというスタイル。しっかり撮りたいときは三脚やアームに固定しています。

光の当て方は、真正面〜やや上からが多め。天井照明をベースにして、足りない分をこのライトで補うイメージです。

明るさと光の印象

最大輝度はかなり明るいです。正直、直視できないレベル(真似しないでください)。

ただし、このライトは「近距離向け」です。

1m以上離れると光量不足を感じることがあり、広い範囲を照らす用途にはあまり向いていません。レビューでも同じ指摘があったので、この点は想定通りでした。このライトは10Wなので、中・遠距離の場合はもっとW数の大きいものをオススメします。

逆に、30〜60cmくらいの距離での物撮りにはちょうどよく、被写体の質感がしっかり出ます。

色温度はほぼ固定で使っている

色温度は3200K〜5600Kで調整できますが、自分はあまり使い分けていません。

だいたい4400K前後の中間色で固定しています。

暖かすぎず、冷たすぎず、ブログ用の写真としてバランスが良いと感じています。

バッテリーと給電

バッテリー持ちは「かなり良い」という印象です。

長時間動画を回す用途ではないので厳密には測っていませんが、写真を数枚撮る程度なら全く問題なし。

USB給電しながら使えるのも便利で、デスク周りで使うならほぼバッテリー切れを気にせず使えます。

良かったポイント

  • 初心者でも扱いやすいシンプル操作
  • 近距離ならしっかり明るい
  • 薄型なので保管時に場所を取らない

特に「とりあえず写真をそれっぽくしたい」という人には、かなり満足度が高いと思います。

気になったポイント

・1m以上離すと光量不足を感じる
・バッテリー残量表示がざっくり
・収納ケースが付属しない

このあたりは用途次第で評価が分かれそうです。

まとめ(使って感じたこと)

このライトは、「ガチ機材」というよりは“日常使いできるちょうどいい撮影ライト”です。

天井照明だけでは物足りない、でも毎回本格的な照明を使うのはハードルが高い。

そんな人にぴったりの一台でした。

ブログ用の写真や、推しグッズの記録をもう少し綺麗に残したい人には、かなりおすすめできます。おまけとして、ケーキも撮ってみました。

 

 

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『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を平日に誤予約してしまった話

4月13日(月)13:40。【DolbyCinema・字幕】『プロジェクト・ヘイル・メアリー』。

…と書くと、「お、平日昼から優雅に映画か」と思われるかもしれないけれど、もちろん私はそんな生活ではない。


日曜日に予約したつもりだったのに、実際に取っていたのは平日の月曜日の回だった。仕事を休んでまで映画を観に行くような余裕はない。


Gmailの「ご購入ありがとうございます」という通知を開き、最初に目に入ったのは「月」という文字。そして、Googleカレンダーの「仕事の予定と競合している可能性があります」という冷静な一文。
その瞬間、頭の中に浮かんだ言葉は、ただひとつ。「うわ、最悪だ」。

しかも

よりによってドルビーシネマである。
通常料金に加えて、追加料金が600円。もちろん払えない額ではないけれど、「何も観ていないのに払う600円」は、体感としてはなかなかの痛手だ。後日、なんとか予定を調整して再予約し、無事に鑑賞することはできた(『プロヘメ』はいいぞ)。
ただ、ドルビーシネマは他の上映方式に比べて上映回数が少ないことが多い。
「行ける時間帯の選択肢が少ない」という意味でも、「せっかく確保した席を無駄にしてしまった」という意味でも、ダメージはよりワンランク重たく感じた。
「うっかりミス」で片づけてしまえばそれまでだけれど、月に何本か映画館に通う身としては、さすがにちょっと凹む。

救い

救いがあるとすれば、間違いに気づいたのが「予約直後」だったことだろうか。
もしこれが、当日の朝や、劇場に向かう途中、あるいは着いてからだったらと思うと、背筋が寒くなる。
むしろ早めに分かっただけマシ、と思い込むことにしている。

なぜ誤予約は起きたのか

原因を少し整理してみると、いくつか心当たりがある。
  言い訳リスト
  • 映画.comの上映回表示が、日付をまたいで見るときに時々わかりにくいことがある
  • Amazon決済と連携しているパターンだと、「確認画面をちゃんと読まずに、勢いで購入まで行けてしまう」
  • 普段から「土日のどちらかで観る」前提で探しているので、カレンダーを見ずに「たぶん日曜だろう」と思い込んで映画.comからクリックしてしまった、というのも大きい。

こうして書き出してみると、システムの問題半分、自分の思い込み半分、といったところだろうか。

映画館側のルールと、できること

今回利用した、私のよく行く映画館では、購入後の日時変更は不可だと明記されている。
「誤予約しました」とメールを送ったり窓口で相談したりすれば、もしかしたら何かしら救済してくれるのかもしれないが、規約上はあくまで自己責任である(おそらく多くの劇場がそうだろう)。

一方、調べてみると、イオンシネマのように日時変更にある程度対応してくれる劇場もあるらしい。
次に似たようなことが起きたら(今回で終わらせたいけれど)、イオンシネマでは日時変更が実際どのくらい柔軟なのか、試してみたい気もしている。

望みは薄いかもしれないが、上映まで時間があるなら、一度は劇場スタッフに相談してみるのも手だと思う。少なくとも、「ダメ元で聞いた結果」と「何もしないまま泣き寝入りした結果」では、後味が少し違いそうだ。

誤予約をポジティブに“でっち上げる”

とはいえ、終わってしまったことは変えられない。

なので、今回は無理やりポジティブな意味づけをしてみることにした。

  • 映画館と配給会社への「お布施」になった
  • 「誤予約するとこうなる」という授業を一回受けたと思えば、むしろ安い
  • これで一生分の「平日昼の誤予約」は使い切った、はず

そう考えると、少しだけ気が楽になる。本当かどうかはともかく、「そういうことにしておく」ことが大事だ。実際、しばらく時間を経て、「あんな失敗もあったな」と思えてくる。

今後の自衛策メモ

今回の失敗をきっかけに、次からはこうしよう、と決めたことをメモしておく。

  • 座席指定画面で、「〇月〇日(〇)」まで声に出して読む………👉️指差喚呼(しさかんこ)!
  • 特に、普段行かない劇場の予約システムでは「いつもより一段慎重に」ボタンを押す

月に何本も映画館に通っていれば、年に一回くらいは、こうしたミスに当たってしまうのかもしれない。
大事なのは、同じパターンで二回目をやらかさないこと、だと思う。

おわりに

しかし、映画館に通う今回の誤予約で、お金と一つの座席は無駄にしてしまった。
それでも、映画館へ通うのをやめる気にはならないし、むしろ「次こそはちゃんと観るぞ」という気持ちが強くなった。このエピソードを読んで、「自分も気をつけよう」と少しでも思ってもらえたら、それだけで誤予約した甲斐がある。
そして、同じような失敗をしてしまった人がいたら、この言葉をそっと置いておきたい。

映画の誤予約も、数ヶ月後に振り返れば、きっとどこかで笑い話になっているはずだ。

 

 

 

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「Google音声入力が生む“謎の空白”を、AI製ツールで一気に片付ける」【無料のChatGPTでも作れるよ! 】

はじめに

最近、文章を書くときはキーボードよりも、Googleドキュメントの音声入力に頼ることが増えました。話すだけで原稿ができて、更にAIにドラフトの作成まで任せられるのは本当に楽です。

その一方でずっと気になっていたのが、「無駄な空白」です。

行頭や文の途中に意味のないスペースが入っていたりします。Googleドキュメントの音声入力の仕様上、仕方ないみたいです(記事執筆時点)。 

私のワークフローでは、このテキストを最終的にYMM4(動画編集ソフト)に流し込んで字幕にすることもあります。だからこそ、余計な空白があると字幕の表示がずれたり、音声に空白ができたりして、毎回ちまちま空白を削除するのがストレスでした。

 

①Google Documents内で対処する

 まずはこちらから。上記の手順で、半角スペースが”無”に置換されます。

②スペース削除ツールも使用可

「スペース 削除」とかで検索すれば、空白削除系のWebツールはいくらでも出てきます。

でも、使ってみるとこんなモヤモヤが残りました。

  • 自分の用途にピッタリではない(欲しい機能が不足している)
  • 広告があり ちょっと気が散る

なので発想を変えて、「公開用のサービスを探す」のをやめました。

代わりに「自分のPCだけで使う専用ツールを、AIに作ってもらう」ことにしました。

③AIでテキスト整形ツールを作ろう

ネーミングはアレですが、まずは完成した画面から。

ブラウザで開くだけで使えるスペース削除ツールです。メイン画面はシンプルで、次の要素だけです。

要素
  • 上部:タイトルとサブタイトル
  • 「削除オプション」のチェックボックス(半角/全角/タブ/改行)
  • 入力テキストのエリア
  • 「スペースを削除」「クリア」「結果をコピー」ボタン
  • 出力テキストのエリア

文字数カウンターを付けるのも良いですね。

このツールは、Perplexity(検索に特化した AI サービス)にプロンプトを投げて作ってもらいました。実際のプロンプトは残っていないのですが、プロンプト例はこちらです。無料版のChatGPTでも試してみたところ、問題なく同じようなものが作成できました。

プロンプト例

ブラウザだけで動くテキスト整形ツールを作ってください。

HTML・CSS・JavaScriptのみで、1ファイルで完結させてください。
サーバー通信や外部APIは使わないでください。

機能:
・半角スペース削除
・全角スペース削除
・タブ削除
・改行削除
・***で始まる行削除

それぞれチェックボックスでON/OFFできるようにしてください。

さらに:
・削除前後の文字数を表示
・削除された文字数を表示
・出力テキストをコピーできるボタン

シンプルで見やすいUIにしてください。

初回からほぼそのまま使えるレベルのコードが返ってきましたが、何度かやり取りを重ねて、 自分の 理想のツールに近づけていきました。 

また、画面下部の統計エリアには「削除の文字数」「削除の文字数」が表示されます。

これのおかげで、「ちゃんと余分なスペースが減っているか」を感覚ではなく数字で確認できます。

最後に 私がこのツールをどう使っているか

1.Googleドキュメントで音声入力して原稿を作る

2.テキストをAIに渡して、文を整形してもらう

3.整形済みテキストをコピーして、「スペース削除ツール」に貼り付ける

4.台本CSVに結果をペーストし、YMM4で台本取り込み

この表だけを見ると、ちょっとまどろっこしく見えるかも。

ですが、今のところ私はこのやり方が気に入っています。

 

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【レビュー】純正ケーブル紛失の救世主?MoKoのGarmin用Type‑C変換アダプターを試した【Garmin Instinctで動作確認】

はじめに

長らくGarmin Instinctを充電しておらず、気づいたら純正の充電ケーブルを紛失していました。そこで、手元にあるUSB Type‑CケーブルをGarminの充電端子に変換できる「L型の変換アダプター(2個セット)」を購入し、Instinctで動作確認してみました。

商品概要

この手の製品は「USB‑C/Type‑Cケーブル側に挿して、先端をGarminの4ピン端子形状に変換する」タイプで、ケーブルを買い直すより荷物を減らせるのが特徴です。それに、純正ケーブルは高価ですからね。
この製品は多機種対応をうたっており、Instinct系も対象に含まれています。

実際に使ってみた

  • 結論:Garmin Instinctで充電でき、通常使用も問題なし(動作確認済み)。

  • 使い方:Type‑Cケーブル→本アダプター→時計本体の順に接続。

  • 良かった点:ケーブルを“新しく1本買う”のではなく、家にあるType‑C資産を使い回せた。2個で¥636とお得(購入時点)。

注意点

Garminは一般的なUSB充電を前提としており、高速充電には対応していない点を案内しています(USB‑Cは5V/3.0A推奨、急速充電非対応)。
そのため「急速充電」という表現が商品ページ等にあっても、体感は“普通のUSB充電”として捉えておくのが無難です。

純正ケーブルにこだわらず、「まず充電できればOK」「Type‑C資産を流用したい」という人にはおすすめです。
一方で購入前は、手持ちのGarminがこのタイプの端子(機種対応)に含まれているか、ご確認をおねがいします。

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『ズートピア2』はなぜ“生々しい”のか? 動物・政治・そしてフォント問題まで⋯映画感想(ネタバレ含む)

左:ローカライズされたポストカード 右:終盤のシーンを切り取った、大きめの入場特典
『ズートピア2』が大ヒット上映中だ。公開からわずか数週間で世界興収10億ドルを突破し、日本でも100億円を突破したという本作(1/5時点)。ファミリー向けの「かわいい動物たちの冒険」と思っていると、その作り込みの深さと、一部の“居心地の悪さ”にぶん殴られることになる。今回の観賞メモを整理してみた。
<以下ネタバレ含む>

動物描写の「本気度」

まず圧倒されるのは、動物のリアルさだ。コアラの手(前足)に親指が2本ある構造や、ビーバーが「半水生で哺乳類と爬虫類の仲介役」として描かれる生態など、動物ネタが随所に仕込まれている。新キャラのヘビ・ゲイリーが持つ「熱によって特殊なものを見る能力」も、実在のピット器官をベースにしたもののようだ。ヘビは変温動物で寒さに弱いという設定も終始一貫している。イノシシ・ホグボトムの嗅覚は犬に匹敵すると言われるほど敏感で、本作でも事件解決のキーとなった。一見ギャグシーンのようだが、トカゲ・ヘイスースの水上走行も、本当らしいことが分かる*1
『バンビ』(1942)の制作時に本物の動物をスタジオに入れて観察させたというのは有名だが、その伝統は本作でも健在だ。彼らの一次情報を重視する姿勢を見習いたい。

『ズートピア』(2016)のブルーレイ特典映像では、ディズニー・アニマルキングダムや、アフリカでの調査の様子が確認できる。

「ウェザーウォール」は何のメタファーか

本作のキーとなるインフラ「ウェザーウォール」。
表向きは「全動物のための快適な空調システム」だが、その実態は、体温調節が苦手な爬虫類を排除し、居住区を分断する装置だった。しかも、その真の発明者は爬虫類の女性(アグネス)であり、支配層の哺乳類(リンクスリー家)が彼女の功績を奪い、歴史を改竄していたことが明かされる。これは、現実社会における植民地主義や構造的差別を想起させる設定だ。マイノリティの知恵や労働を搾取して成り立つ繁栄。前作もかなり政治的なメッセージを感じたが、その“生々しさ”は、前作の人種差別テーマよりもさらに鋭い。

ジェンダーと“セクシーすぎる”ガゼル

ポップスターのガゼルは今回も議論の的だ。くびれや露出を強調したデザインと、マッチョなトラのダンサーを従えたパフォーマンスは、子供向け映画としてはかなり挑発的だ(前作の衣装と比較してほしい)。「性的対象としての記号」と「自立した女性像」の間で揺れる彼女の姿を見て取れる。いや、そもそもガゼルの性別とは。

グローバル戦略と「アジアの干支」

本作が中国市場で爆発的にヒットしているのは偶然ではない。
重要キャラのゲイリー(ヘビ)に中国系俳優を起用したこと、そしてヘビを「嫌われ者」ではなく「誤解された存在」として描き直し、赤いスカーフなどの意匠を持たせたこと。更に馬・ウィンドダンサー市長も登場する。これらは干支文化を持つアジア圏への明確なアピールだ。リベラルな社会批評と、したたかな市場戦略が同居しているのが、今のディズニーらしさと言える。

あの違和感の正体…「日本語フォント」問題

作品世界に没入したいのに、現実に引き戻される瞬間があった。
それが、日本語ローカライズの文字デザインだ。

万年筆で署名されたはずの特許証が、無機質な角ゴシック体で表示されていたり、新聞の見出しだけ日本語で本文が英語のままだったり。手書き風の英字デザインがあんなに美しいのに、日本語になった途端に事務的なフォントになってしまう「クソダサフォント問題」は、残念ながら本作でも健在だった。

また、何度か観て分かったことだが、序盤の税関職員のシーンでコンテナに入っていたものは、どうやらマタタビのようだ。

字幕版を観れば済む話だろうが、ここは次回作で改善してほしいものだ。

カメオ出演とイースターエッグ

小ネタ探しも楽しい。

ゲームクリエイターの小島秀夫監督が、モグラの警察官「ポール・モールデブラント」役で日本語版カメオ出演しているのは驚きだ。クロウハウザーとのからみで二言ほどであり、作中では不憫な扱いのキャラクターであった。

トカゲ・ヘイスースは服役経験のあるダニー・トレホが演じている。「悪役」として有名な人物だ。

また、雪の迷路でのチェイスシーンは、映画『シャイニング』のクライマックスへの明白なオマージュ。音楽やパウバートの狂気じみた演技は、あの名作を思い起こさせる。
中には『レミーのおいしいレストラン』思わせるシーンも。

まだ解決していない「食料問題」――“じゃぱりまん”的解決は可能か

最後に残るモヤモヤは「食」だ。
『ズートピア2』は「捕食関係を克服した社会」を描きつつ、作中では魚が食料として登場するため、「じゃあ肉食動物は何を食べているのか?」という獣人世界あるあるの疑問がどうしても浮上してしまう。

特に肉食?のはずのニックはアイスだけを食べ続けているのか。パウバートはキャットフードや魚なのか。

ここで思い出すのが『けものフレンズ』の“じゃぱりまん”というアプローチだ。
作中では、フレンズたちが共通して食べられる食料として「じゃぱりまん」が繰り返し登場し、視聴者に「みんな何食べてるの?」問題をあまり考えさせずに世界を成立させている。

追記:監督による2015年のポストを発見した

(上記2つのポストの翻訳)『#Zootopia』の世界では、肉食動物は植物性たんぱく質と昆虫を食べています。Bug-burga(バグバーガー)は彼らのお気に入りのレストランです。
初期のバージョンの映画では、彼らは魚を食べていました(魚は“進化”しておらず、しゃべらない存在として扱われていた)。でも、それだとこの世界のルールが分かりにくくなってしまったんです。

グッズにバグバーガーを発見

以下のニックの乗る車両を見てほしい。バグバーガーのマスコットがあり、更には"BUG BURGER"の表記が確認できる。

【公式】ディズニーストア.jp | ズートピア2 プルバックカー セット Stunt Car より

パウバートは、パウバートだ

カプセルトイ「ならぶんです。」のパウバート

先日インターネットを徘徊していたら、パウバートの年齢設定が話題になっていた。
どうやら「監督のポスト由来で◯代らしい」というやつだ。
ここで宣言しておくが、私はパウバート推しである(突然の告白)。  
推しの年齢を知った途端に「じゃあこういう性格だろ」「年齢不相応だろ」と決めつけるのは疑問に感じる。
◯代前半だろうが、それ以外だろうが、パウバートの良さは変わらない。パウバートへのエイジハラスメントは受け入れがたい。

サウンドトラック

ガゼルの歌う「Zoo」も良いのだが、あえて劇伴の方を紹介する。
マイケル・ジアッキーノは

  • Mr.インクレディブル
  • レミーのおいしいレストラン
  • カールじいさんの空飛ぶ家

等を担当した、ピクサー映画と関わりが深い作曲家だ。私の個人的なお気に入りは以下の2曲。

おわりに:次は「空」へ?

エンドロール後、ジュディの元に舞い落ちる一枚の羽根。
哺乳類、爬虫類ときて、次回作ではついに「鳥類」が参戦することを示唆してる。

空を飛ぶ彼らは、地上の分断をどう見ていたのか。

本作は娯楽性とメッセージを両立した良作だと思う。続編への期待が、今から止まらない。

 

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*1:グリーンバシリスクの水上走行- YouTube

『PERFECT BLUE』4Kリマスター版をイオンシネマで観てきた感想(ネタバレ含む)

はじめに

25年11月24日 
イオンシネマで『PERFECT BLUE』4Kリマスター版を観てきた。初見だった。

90年代のネット黎明期に作られた作品だとは知っていた(マネージャーのルミがアイドルの未麻に対し、「ダブルクリック」を説明する描写がある)。しかし、スクリーンに映し出された内容は驚くほど今っぽく、鑑賞中はずっと「頭がおかしくなりそうだ」と思いながら、その狂気に釘付けになっていた。

劇場を出たあと、自分の中に強く残ったテーマは「監視」と「アイデンティティ」だろうか。

ネット黎明期なのに“現代的”な映画

PERFECT BLUE』の舞台は、まだスマホSNSもなかった時代だ。あくまで推測だが、作中の「未麻の部屋」は、ブログ以前の“HTML個人サイト”ではないかと思う。しかしそこに描かれているのは、ネットと他人の視線によって分裂していくひとりの人間の姿だった。

主人公の未麻は、アイドルから女優へと「路線変更」していく。だが画面の外では、ファンたちが、いつまでも「清純なアイドル・未麻」のままでいることを求め続ける。

ドラマの撮影現場で性暴力的なシーンに挑み、ヌード撮影も受け入れていく未麻の姿を見ていると、「売れるためには汚れ仕事も引き受けなければならない」という前提が、当たり前のようにそこにある。その一方で、彼女の精神的ダメージやトラウマは軽視されている。
アイドルやタレントの「イメージ」が勝手に一人歩きし、本人の心が置き去りにされる構図は、今のSNS社会にもそのまま当てはまってしまう。

ミーマニアという「不気味なオタク」

もっとも印象に残ったキャラクターは、未麻の熱狂的なファン、いわゆる「ミーマニア」だ。
特に、ライブ会場で彼がステージ上の未麻を“手のひらに載せている”ように見えるショットは強烈だった。アイドルを所有物のように扱うファンの幻想を、そのまま可視化したような恐ろしさがある。

言葉を選ばずに言えば、彼はいまで言う「キモオタ」とも言える。自分の中で作り上げたアイドル像から少しでも外れると、愛情が憎しみに転じ、最終的には「彼女を守るため」という名目で、当の彼女にさえ殺意を向けてしまう。

「現実と妄想」が混ざる心地よい混乱

本作は、現実、妄想、そして劇中ドラマが意図的に入り混じる構成になっている。
どこまでが本当の出来事で、どこからがドラマのワンシーンなのか。あるいは、どのカットが未麻の頭の中だけで起きていることなのか。観ている途中で何度も分からなくなる。

印象的だったのは、彼女が飼っている熱帯魚の描写だ。あれが生きているのか死んでいるのか分からないという不安が、そのまま未麻の「今の自分は本物なのか」という不安に直結していく。

セル画とマッチカットが作る狂気

映像面でまず目についたのは、「ちょっと前のアニメだな」と分かるセル画らしい質感だ。近年はあまり見かけないタッチだが、4Kリマスターの鮮明さが合わさることで、今のデジタル作品にはない印象を受ける。実は、本作は比較的低予算作品であり、当初は劇場公開の予定がなかった。*1

特に「おっ」と思ったのは、マッチカット*2の多用だ。
ライブと日常がシームレスにつながったり、劇中ドラマのセリフがそのまま未麻の心境を代弁しているように聞こえたりする編集によって、現実と虚構の境界線がずるずると侵食されていく。

PERFECT BLUE』から連想した2本の映画(こじつけ)

鑑賞後、ふと頭に浮かんだ映画が2本ある。どれも本作と響き合うテーマを持った(と勝手に思っている)作品だ。

1. 『サンセット大通り』――使い捨てられるスターたち
サイレント映画期に一世を風靡した中年女優が主人公の映画。この作品でも脚本家は散々な目に遭い、映画産業そのものが人間を“使い捨てる”システムとして批判的に描かれている。
PERFECT BLUE』の未麻もまた、「アイドル」というピークを通過させられ、その後は消費されるだけの存在にされかける。

2. 『インセプション』――夢・現実・物語の多層構造
夢の中の夢……と、何層ものレイヤー構造で現実認識を揺さぶってくるクリストファー・ノーラン作品。『PERFECT BLUE』もまた、現実・妄想・劇中劇が幾重にも折り重なり、「今見ているこれはどのレイヤーなのか?」という不安を観客に与え続ける。

また、『インセプション』と今敏作品は視覚的な類似が指摘されることがある。

最後に:小さな喜びとしての「1/frameカード」

今回の上映ならではの楽しみとして、入場特典の「1/frameカード」についても触れておきたい。
一見ただのプラスチックカードで、端に適当に見える数字が書いてあるだけだが、よく見るとそれが実際の上映中のタイムコードになっていることに気づく。

作品のある一瞬を物理的に切り取って手元に持ち帰る、というコンセプトが面白い。「このカットのこのフレームが自分のカードだ」と思うと、つい他のシーンも集めたくなってしまう。

PERFECT BLUE』は、暴力描写や性描写(風)のシーンも多く、誰にでも勧められる映画ではない尖った作品だ。軽いトラウマになる人もいるだろう。
けれど、「現実とは何か」「自分は誰なのか」といった哲学的な問いに惹かれる人や、単にサイコスリラーが好きな人には、間違いなく刺さる一作だ。

【YMM4】YouTuber風?テキスト装飾の方法【ゆっくりムービーメーカー4】

🔺4つのフレーズをサイズと装飾を変えて配置し、サムネイルやオープニングに使えるタイトル画面風のレイアウトを作りました。

はじめに

🔺今回は標準の「装飾」機能は使いません。(表現の幅は狭まりますが、とにかく簡単にテキスト装飾したい場合は、使うのもアリです)

この記事では、ゆっくりムービーメーカー4の「YouTuberやテレビ番組っぽい」テキスト装飾の作り方を、実際の作例付きで紹介します。
主に

  • 縁取り
  • 背景塗りつぶし

といった映像エフェクトだけで雰囲気を出す方法に絞っているので、初心者の方でもそのまま真似しやすいと思います。

また、今回使用したのは全てフリーフォントです。


長い文章向けのテキスト装飾

🔺「意外と知られていないのですが 実はこんな理由があるんですよね」フォント:けいふぉんと

のような長めのセリフには、二重の縁取り(白・青)と影(青)を使った、ちょっと立体的な装飾を使っています。
背景が明るくても読みやすく、賑やかな雰囲気のシーンに合うデザインです。

影の向きは、真下か右下が定番のようですね。


背景のあるテキスト装飾

🔺背景のあるテロップは、通称「ザブトン」と呼ばれます。
「ChatGPT」「Gemini」「Claude」と書かれた帯は、固有名詞やコーナー名を表示するのに向いています。
赤・青・黄色のはっきりした背景色の上に、白フチ付きの黒文字を置き、背景にぼかした縁取りをするだけ、まるでテレビ番組の紹介テロップのような見た目になるのがポイントです。

「全然信用されてないやんwww」といった2ch風のテキスト装飾も同じ部類に入ります。


感情別! 一言テキスト装飾

🔺「正直ちょっと疲れた…」フォント:コーポレート・ロゴ ver2 Bold

のような一言テロップでは、青色の文字に白縁取りを付け、その外側に紫色のぼかした縁取りを入れて、少しだけアンニュイな雰囲気を出しています。
寒色系を使い、「弱音」や「ネガティブな発言」を表現したい場面に使いやすい装飾です。


ツッコミ・強調用のテキスト装飾

🔺「これは楽しすぎる!」フォント:コーポレート・ロゴ ver2 Bold

「さすがにこれは許せない」フォント:Reggae One

のような強い感情を出したいときは、グラデーション文字(赤と黒)に白縁取り+灰色の影を組み合わせた、バラエティ番組風のツッコミテロップを使っています。
盛り上がりシーンやオチの瞬間にぴったりです。


インパクト重視の細長テロップ装飾

🔺「予想外すぎる展開が…」フォント:Noto Serif CJK JP Black

のテキストでは、太い明朝体を大きく表示し、黒文字に白縁取りを付けてから、ぼかした黒縁取りをします。

「拡大縮小」で横幅をほどほどに圧縮し、同時に文字間隔を詰めるのも忘れずに。

思わず続きが気になる場面にぴったりな緊張感のあるデザインになります。

漢字とひらがなの文字間隔が広いのが気になりますが、雰囲気はイイと思います。

ひとこと

時間があれば「アニメーションと効果音」を付けるとさらに効果的!

この記事で紹介したテキスト装飾、あなたはどのパターンが気に入りましたか?ぜひコメントで教えてください。

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