「午前十時の映画祭」
近所のTOHOシネマで『大脱走』を鑑賞しました。
鑑賞のきっかけは
という、過去の名作映画を上映していることを知ったからです。
『大脱走』(1963)感想
客席には、ご高齢の方が多くいらっしゃいました。
この映画を観たことはなくとも、オープニングの曲は有名なはずです。
ナチスの奴らに収容されたアメリカ人達は、仲間と協力して脱走を企てます。
実話を基に描いているので、脱走の方法にリアリティがあります。
最後は大団円と思いきや、思ったよりもほろ苦い終わり方でした。
『ショーシャンクの空に』では本作のオマージュがたくさんあるので、『ショーシャンクの空に』が好きな方に見てほしいです。
さらに『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では、『大脱走』の映像にディカプリオが合成されていました。
3時間近い映画を、自宅で連続して観るのは難しいので、映画館で集中して観られてよかったです。
インターミッションがありました
本作の上映中、「INTERMISSION」の文字とともに、劇場の照明が点きました。「なんだろう?」と戸惑う客もいました。
昔の映画には、映画の途中に休憩時間を設けることがありました。
現代では珍しいインターミッション(休憩)を、映画館で体験できました。
(『サウンド・オブ・ミュージック』には「ENTR'ACTE」と書かれていましたね)
↑アクション映画だからポップコーン食べやすいだろうと思ったら、誤算でした。思ったより静かな映画だったので、インターミッションで貪り喰いました。
午前十時の映画祭『大脱走』にはインターミッションがあるにはあったのだが、“『RRR』通常上映に毛が生えたくらいの体感の短さ(上映時間から察するに2分)”というトラップが仕掛けられており、トイレのためか中座して再開に間に合わない方が結構見受けられた。久しぶりなので途中休憩の標準が分からぬ… pic.twitter.com/baBDLhqTYg
— 𝙠𝙞𝙧𝙤𝙘𝙠𝙮𝙤𝙪 (@kirockyou) 2023年6月10日
↑私の劇場の場合は、5分でした。
ハリウッド映画 どうなる?
ハリウッドスターたちが自分の新作の競合作品を応援してるのも、美談というよりも、それだけ危機感がピークにあるということ pic.twitter.com/hnZtswgpmz
— 宇野維正 (@uno_kore) 2023年6月30日
今年の夏は豊作ですね。インディ・ジョーンズは昨日公開されました。期待のオッペンハイマーは、まだ日本上映日が決まりません。
『大脱走』と『ショーシャンクの空に』の上映日(東京)