https://eiga.com/movie/97023/photo/
あらすじ
「アンナと過ごした4日間」「出発」などで知られるポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキが7年ぶりに長編映画のメガホンをとり、一頭のロバの目を通して人間のおかしさと愚かさを描いたドラマ。
感想
上映前に「点滅があるので注意してください」という文言が表示されました。確かに、赤い照明シーンでは、画面が点滅する演出があります。繊細な人は注意が必要そうです。映像はシネマスコープではありませんでした。
『異端の鳥』は人間の醜さを少年の視点で描いた作品であり、『EO』ではロバの視点で人間の醜さを描いています。端的に言えば、「動物を守れ、肉を食べるな」というメッセージだと思います。メッセージの強さに戸惑いましたが、なぜか時々涙が出そうになりました。抽象的な音楽も良かったですね。
正直なところ、自分にとってこの映画は早かったという印象です。また観たいとも思いますが、1回観たから十分かなとも思う不思議な映画です。