社会不適合者の日記

映画・商品レビュー

グランドシネマサンシャイン池袋でIMAXフル画角を体験する/L列の見え方/『イントゥ・ザ・ネイチャー』感想

グランドシネマサンシャイン池袋を選んだ理由

グランドシネマサンシャイン池袋(グラシネ池袋)は「映画の殿堂」というコンセプトの通り、映画好きのための設備が整っています。

こちらにはIMAXレーザー/GTという、日本では2か所しかない優れたIMAXスクリーンがあります。簡単に言うと、IMAXカメラでフル画角で撮影された映像を、フル画角で楽しめます。

grandscapeと書かれた、最上階の黒い部分が丸々IMAXレーザー/GTシアターです。デカすぎるでしょ。*1

今回はL10席を選択しました。プレミアムクラスがある列は、観やすい列だと思ったからです。

 

この大きさ、伝わるでしょうか。近所にもIMAXのシアターはありますが、桁違いの大きさです。

 

L10席からの眺めです。これは当たり席ではないでしょうか。

 

プレミアムシートの隣なので、足を伸ばせます。

IMAXフル画角とは

対応作品であれば、通常のスクリーンより広い画角で映像を観ることができます。通常スクリーン(シネスコ)よりも、情報量が多いですね。

注意点

IMAXフル画角を楽しみたい方に、注意点をまとめました。

  • フル画角の作品は少ない
    • 今作は、ほとんどのシーンでフル画角でした。たとえIMAX上映だとしてもIMAXフル画角で撮影されているとは限りません。その場合はスクリーンの上下に、映像のない空間ができるはずです。
  • 一部フル画角の場合も
    • 例えば『ダークナイト』の場合、フル画角のシーンは26分だけです。
  • 途中退席は難しい
    • 本編上映中に、入場する方がいました。スクリーンいっぱいに映像が投映されるので、スクリーン下部を遮ることになります。途中退席はなるべく避けたほうが良さそうです。
  • 順番に退席するかも
    • 上映終了後混雑を避けるため、係員の指示があるまで退席できませんでした。前の方の列から、順番に退席するということです。こういったシステムは初めてでした。

鑑賞前・鑑賞後の体験も楽しい

エスカレーターに乗っていると、映画のポスターが目に入ります。古いものは『戦艦ポチョムキン』といったサイレント時代のポスターも。映画好きと行くと、盛り上がりそうな映画館です。

『イントゥ・ザ・ネイチャー』感想

ダンケルク』をフル画角で鑑賞するチャンスを逃したので、今回はどうにかしてフル画角を観たいと思いました。

『イントゥ・ザ・ネイチャー』はアメリカの大自然を、IMAXカメラで撮影した作品です。特に宇宙遊泳のシーンが素晴らしく、『ゼログラビティ』のような恐怖感を感じました。いってみれば、巨大なスターツアーズに載っているような感覚です。

もちろん、地上のシーンがよく、癒やされます。意外に思ったのは、風景だけではなく、人物の登場し、ストーリーがあることです。ドキュメンタリーですから当然ですかね。

一部画質が悪いシーンもありますが、これは技術的に仕方ないことでしょう。全体的にはアメリカの自然を疑似体験する、不思議な体験でした。

フード類

余談ですが、コンセッションで扱うフード類を紹介します。

個人的に一人で食べる分には、ポップコーンMは多く感じました。おひとりさまは、ポップコーンセット(ポップコーンSサイズ・ドリンクMのセット)が良さそうです。

出典:施設案内 - グランドシネマサンシャイン 池袋