- はじめに
- ミッション:インポッシブル(1996)
- M:I-2(2000)
- M:i:III(2006)
- ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)
- ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015)
- ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018)
- ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023)
- 余談
はじめに
現在『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』が劇場で公開されています。最新作を楽しむためにも、映画シリーズを予習してみました。
なお、来年には『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART TWO』が公開予定です。
ミッション:インポッシブル(1996)
TVシリーズを基にした、映画シリーズの一作目です。ラロ・シフリンによる変拍子のテーマ曲はあまりにも有名ですね。アクションシーンは控えめで、スパイが騙し騙される陰鬱なドラマが中心です。ワイヤーアクションの後に、サバイバナイフを落とすシーンが好きです。ノートパソコンの古臭さにも注目です。
今作で登場したキトリッジは、最新作デッドレコニング PART ONEにも登場します。
Mission: Impossible (1996) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers - YouTube
M:I-2(2000)
製薬会社のキメラウイルスと、その抗体を巡る物語です。
ジョン・ウー監督による、癖のあるアクションシーンが楽しめます。私はマトリックスを連想しました。
ヒロインのナイアは、今作以降の登場はありません。
M:i:III(2006)
J・J・エイブラムスが初めて監督した作品です。J・J・エイブラムスさんは、ミリタリーな描写が得意なんでしょうか。ミサイルで風車のブレードが飛ぶシーンが良かったですね。また、レンズフレアが多めです。
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)
『Mr.インクレディブル』(2004)でアカデミー長編アニメ映画賞を受賞した、ブラッド・バード監督の作品です。作曲者マイケル・ジアッキーノは、ピクサー/ディズニーの音楽で有名ですね。
見せ場は超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」でのアクションですが、私が一番関心したのは以下のシーンです。光学迷彩のようなしかけですが、しっかりと、警備員の目線に合わせてプロジェクターが動いているのです。挙げ句には背景をスキャンして、3Dモデルを作成する入念さ。現場を初めて経験するイーサンがやらかすシーンに笑いました。
本作だけではなく、『Mr.インクレディブル』もリアリティのある設定でした。おすすめです。
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015)
今作以降、監督はクリストファー・マッカリーが担当しています。
密閉され水で満たされたデジタル金庫では、酸素ボンベを使えないので緊張感があるシーンでした。敵であるレーンを防弾ガラスの箱に入れるというアイデアも、良かったですね。
ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018)
フォールアウト(放射性降下物)という通り、イーサン達が核爆発を起こさないために奮闘します。ヘリに乗るイーサンは、さながらトップガンですね。
デッドレコニング PART ONEとストーリーに関わりがあるので、最低限これだけを観ておくのもおすすめです。
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023)
ロシアの潜水艦に搭載されたAI「エンティティ」が暴走し、自艦が発射した地雷を受けてしまいます。なぜかAI「エンティティ」はガブリエルを守ろうとします。結末はPART TWO で分かるのでしょうか。
過去最高レベルで危険な、バイクで飛び降りるシーンは実写です。その他、列車のシーンも迫力がありました。一方、説明的なシーンで眠くなってしまったのも事実。
女性キャラが5人登場するので、少々混乱しました。ついに、イルサが死んでしまいました。宿敵ガブリエルの予言が本当なら、次作ではイーサンのチームメンバーが犠牲になりそうです。
余談
IMAXレーザーGTシアターでデッドレコニング PART ONEを観ました。本作はIMAX画角ではありませんでしたが、予告編で流れたデューン 砂の惑星PART2の映像はIMAXフル画角(1.43:1)でした。
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