- 新たな知識や視点を得られる
- コミュニケーションのきっかけになる
- ストレス解消になる
- 想像力を刺激する
- 感情移入がしやすく感性が豊かになる
- ピンチの時の考え方が学べる
- 万人からのウケが良い
- 短時間で見ることができる
新たな知識や視点を得られる
私は映画を観て気になったことを調べるのが好きです。監督・出演者・脚本・撮影技法… いろいろなことを調べていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。史実を基にした作品は、よりその面白さがあります。先日、クリストファー・ノーランの『オッペンハイマー』の公開日が決まりました。この映画を観たら、調べ物をせずにはいられないかも。
コミュニケーションのきっかけになる
ある映像作品を一緒に観て、感想を言い合う。テレビを観ない世代にとっては、こういった体験は貴重です。また、他人に薦められた映画を観てみたら、案外ハマってしまったことがあります。そうした偶然性は、新しい作品と出会う良いきっかけです。
ストレス解消になる
現実に疲れた労働者は、日々のストレスを解消したくなります。映画は安全な環境で非日常を体験できる娯楽です。サブスクでも楽しめますが、やはり大画面で没入できる映画館がおすすめです。
想像力を刺激する
自分が想像したこともないことを疑似体験できるので、想像力を刺激されます。特に、SFやファンタジーはそうですね。『ソウルフル・ワールド』(2020)は世にも珍しい、人がこの世に生まれる前の魂(ソウル)を描いています。ストーリーが明確でない作品の場合は、想像力を働かせる必要がありますね。例えば『2001年宇宙の旅』(1968)は、ラストシーンが哲学的です。
感情移入がしやすく感性が豊かになる
多くの映画は、主人公がどう感じたかが主題になっています。他人の感情を想像することで、他人に対して優しくなれるような気がします。感情移入の対象は人間だけとは限りません。子どもの成長に伴って見捨てられたおもちゃ、オンボロのごみ処理ロボット、レストランのシェフになりたいネズミなどなど。
ピンチの時の考え方が学べる
ピンチの時に、主人公はどう行動したか。極めて現実味のある行動もあれば、あまりに馬鹿げた行動もあります。常識にとらわれない考え方が学べるでしょう。『アルゴ』(2012)は、イラン革命時に人質となった、6人のアメリカ人を救出した、実話を脚色した作品です。CIAの工作員のトニー・メンデスは、映画製作者を装って、アメリカ人をイランから脱出させます。「ミッション:インポッシブル」シリーズの主人公であるイーサン・ハントの辞書には、不可能の文字はありません。
万人からのウケが良い
人と関わると、趣味について聞かれることがあります。映画は比較的、趣味として公言しやすいのではないでしょうか。ウケを狙うにはマイナーな作品が好きだと言わずに、『ショーシャンクの空に』あたりの有名作品が好きだと言っておきましょう笑
短時間で見ることができる
映画は基本的には1時間から3時間程度です。本やゲームと違って終わる時間が決まっている芸術なので、予定に組み入れやすいです。