映画史における重要な作品『市民ケーン』は、斬新な撮影技法や構成で映画製作者に影響を与えました。ということで、『市民ケーン』のオマージュのある作品を調べてみました。(いくつか重複する作品があります)
作品リスト①
バットマン リターンズ(1992)
バットマン (1989)
エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア (1994)
バーバー (2001)
未来は今(1994)
カメレオンマン(1983)
アーティスト(2011)
オー・ファザー(1989) [MV]
オー・ファザーはマドンナのMV*1です。デヴィット・フィンチャーは、もともとはCMやMVに関わっていたのでした。フィンチャーはその後、『市民ケーン』の脚本家マンキウィッツを主演とする映画『Mank/マンク』(2020)を制作しました。
タクシードライバー(1976)
音楽は『市民ケーン』の作曲者、バーナード・ハーマンが担当しました。惜しくも、『タクシードライバー』が遺作となり、上映前に亡くなりました。
ウルフ・オブ・ウォールストリート (2013)
『タクシードライバー』と同じく、監督はマーティン・スコセッシです。
キル・ビル Vol.1 (2003)
ファンタスティック Mr. フォックス (2009)
インセプション(2010)
ジュラシック・パーク (1993)
レイダース/失われたアーク《聖櫃》 (1981)
作品リスト②
地獄の黙示録 (1979)
アーティスト (2011)
バットマン (1989)
ブレードランナー (1982)
カサブランカ (1942)
ダークナイト (2008)
ファンタスティック Mr. フォックス (2009)
フルメタル・ジャケット (1987)
ジュラシック・パーク (1993)
キル・ビル Vol.1 (2003)
バーバー (2001)
メメント (2000)
パルプ・フィクション (1994)
レイダース/失われたアーク《聖櫃》 (1981)
シャイニング (1980)
自由なカメラの動きに、影響を感じます。なお、『シャイニング』にはステディカムが使用されました。例えば、ダニーが三輪車に乗るシーンですね。
雨に唄えば (1952)
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (2007)
ウルフ・オブ・ウォールストリート (2013)
ピクサー映画との関連も
Mr.インクレディブル(2004)
まとめ
『市民ケーン』から、マーティン・スコセッシ、スティーブン・スピルバーグ、クエンティン・タランティーノなどの監督がインスピレーションを得ました。オーソン・ウェルズが弱冠25歳で監督した作品を、あなたも観てませんか。