Jack Black - Peaches (Directed by Cole Bennett) The Super Mario Bros. Movie - YouTube
↑クッパが歌う曲
あらすじ
ニューヨークで配管工を営む双子の 兄弟マリオとルイージ。 謎の土管で迷いこんだのは、魔法に満ちた新世界。 はなればなれになってしまった兄弟が、 絆の力で世界の危機に立ち向かう。
https://www.nintendo.co.jp/smbmovie/
全体的な感想
私はマリオに関しては熱狂的なファンではありませんが、話題作らしいので鑑賞しました。
最近では『ペット2』を観たばかりですが、今作もイルミネーションのファミリー映画という印象です。イルミネーションの美麗なCGで、有名キャラクターの活躍が見られます。また、激しいアクションがてんこ盛りなので、3Dや4DXでの鑑賞も楽しめそうです。『Take on me』などの過去の洋楽も使用されているので、親世代の方も楽しめるでしょう。
私は今回、2D字幕で鑑賞しました。人はそれなりにいましたが、満席ではなかったので快適でした。2D吹き替えも気になっていますが、空席が少なく、小さい子供が多そうなのが懸念です。世間のマリオ熱が冷めてから行ってみようと思います。
おすすめしたい人
- ファミリー映画を求める方
- マリオのファン
- アトラクションのような映画が好きな方
メッセージ性は弱い
ツイッターで、今作は批評家からの評価が悪く、批評家なんて必要ないという意見が出て揉めているところを見ました。確かに、ストーリーとしては新しさに欠け、メッセージ性や社会性も小さいです。
しかし、それでよかったと思います。マリオのファンや、そこまでファンではない人を喜ばせるという目的においては、メッセージ性や社会性はそれほど必要なかったのではないでしょうか。良い意味でのポップコーンムービーと言えます。
字幕と吹き替えで脚本が違う
なんと、字幕と吹き替えでは脚本(台詞)が違うとのことです。マリオがイタリア系の訛りがあるというジョークがありましたが、これは日本人である私には分かりにくかったですね。こういった外国人向けの表現を、吹き替えでどう処理しているか確かめたくなりました。
クッパが歌う
クッパは一見すると屈強そうですが、実は繊細な一面がありました。ピーチ姫に対する情熱が高まり、ついには弾き語りをしてしまうほどです。歌詞の中で繰り返される「ピーチピーチピーチピーチピーチ」という言葉は、私の脳裏にこびりついてしまいました。
あの青い星はなんだったのか
(スタッフロールの後に映像があるので、席を立たぬように!)
死こそが唯一の希望だよ
といった発言をする、今作で異色な世界観を持つこの青い星。
私は彼を、メタ的なキャラだと捉えました。
しまいには、
ハッピーエンドだったね、サックスでも聴いてよ
と言い、マリオの曲をサックスでアレンジした曲が流れます。
マリオらは残機について説明していなかったので、チコは残機システムのメタファーなのでしょうか。気になります。誰か教えてください笑。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、アマゾンプライム会員なら無料で観られます(24年1月現在)。