社会不適合者のシネマ日記

映画・商品レビュー

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は『ショーシャンクの空に』のオマージュ多数?/感想/ネタバレ

チャーリーとチョコレート工場』の前日譚である、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』を観て思ったことです。

共通点①自由がテーマ

囚われの身が自由になることがテーマになっています。ウォンカとアンディは、どちらも洗濯という労働をしています。ウォンカたちはぼったくり宿屋に囚われており、自由を望んでいます。

更に、『ショーシャンクの空に』では洗濯かごであるアイテムを運ぶのに対し、『ウォンカ』では、ウォンカの仲間たちを洗濯かごで運ぶという共通点もあります。

共通点②2冊の帳簿

どちらも、金庫の中で2冊の帳簿を保管しています。1冊は正確な帳簿で、もう一冊は

賄賂の記録がある裏の帳簿ということです。

ショーシャンクの空に』ではノートン刑務所長に元頭取(アンディ)が仕えましたが、『ウォンカ』ではスラグワースに会計士(アバカス)が仕えました。

また、『ショーシャンクの空に』では裏の帳簿を新聞社に送りつけ、『ウォンカ』は裏の帳簿を警察署長に渡しました。

共通点④神父のセリフ

ショーシャンクの空に』では、以下の文章が登場します。

「主の裁きは下る いずれ間もなく」

同じような言葉を、『ウォンカ』の神父が発していました。

また、『ショーシャンクの空に』のノートン刑務所長と、『ウォンカ』の神父は、どちらも裏のあるキリスト教信者として描かれています。

共通点⑤ラストシーン

ショーシャンクの空に』はアンディがレッドに対し、ホテルの事業をやなないかと言いました。対して『ウォンカ』では、ウォンカとウンパルンパが手を組み、チョコレート工場を設立しました。

まとめ

どうでしょうか、私は2つの作品に共通点があると考えます。

ショーシャンクの空に』の権利もワーナー・ブラザースが所有していることから、『ウォンカ』でのオマージュがしやすかったのだと思います。

考察は置いておいて、『ウォンカ』は夢見る大事さを伝える、楽しいミュージカル作品でした。