社会不適合者のシネマ日記

映画・商品レビュー

『ショーシャンクの空に』(1994) あらすじ/名シーン5つ/ネタバレ

ショーシャンクの空に』は映画好きの方なら、このタイトルを聞いたことがあると思います。今回はあらすじと名シーンの紹介をします。

あらすじ

ショーシャンク刑務所に収監された主人公アンディ・デュフレーンは、人生で初めての犯罪である妻とその愛人殺しの罪を着せられ、終身刑を言い渡される。そんなある日、アンディは刑務所内のレッドという調達屋の男と出会う。アンディは、次第にレッドと関係を深めていく。そして、アンディは実は脱獄を計画していたのだった

この作品のメッセージ

ショーシャンクの空に」は、人生において希望や尊厳を失ったと感じる人々に向けたメッセージを持っています。アンディは自分自身を見つめ直し、知識や洞察力を身につけることで、自由を取り戻しました。

名シーン5つ(ネタバレ)

①屋上でビールを飲む

アンディは元銀行員であることを活かし、刑務所主任の贈与書類の作成をしました。その見返りとして、仲間へのビールを要求しました。刑務所の屋根のタール塗りを終えた後、屋上で飲むビールは格別のものであったはずです。

名シーン - 刑務所の屋上で仲間たちに贈った最高のビール | ショーシャンクの空に | Netflix Japan - YouTube

ブルックスが首を吊る

ブルックスは年老いており、50年の刑期を終え、仮釈放されました。しかし、彼は刑務所で過ごした習慣があったため、シャバでの生活に不安を感じていました。ある日、住み家の壁に「BROOKS WAS HERE(ブルックスここにありき)」とナイフで記し、彼は首吊り自殺をしました。

後にこの家を尋ねるレッドは、壁に「SO WAS RED(レッドもここにありき)」と書き加えました。

③アンディが放送室で『フィガロの結婚』を流す

寄贈された本の中に、アンディはレコードを見つけました。音楽に聴き入っていた彼は、刑務官を閉じ込め、放送室のマイクをレコードに近づけました。甘美な音楽が刑務所に広がりました。自由を感じる瞬間は一瞬でしたが、彼にとっては貴重な瞬間でした。

④アンディが両手を挙げる

雷が鳴り響く中、彼はついに脱獄します。両手を挙げて、自由の身になったことを噛みしめました。このシーンは、今でも他の作品でオマージュされているようですね。

⑤所長が聖書の中を見る

極悪非道な所長は、金庫の中にあるアンディの聖書を見つけました。聖書の内側は、ハンマーの形に切り抜かれていました。アンディは壁を掘るハンマーを、聖書に隠していたのです。

最後に

伏線とミスリードがうまく使われた、素晴らしい刑務所映画でした。

監督はもちろんですが、原作の完成度も高いと思います。『ショーシャンクの空に』が気に入った方には、同じスティーブン・キング原作である『シャイニング』『スタンド・バイ・ミー』もおすすめです。また、刑務所の死刑囚を題材にした、『グリーンマイル』も気に入るはずです。ショッキングな描写がOKならですが。