飛行機で…LCCの末路
トランス(ジェラルド・バトラー)は、東京行きの飛行機の、機長をしています。上空で嵐に遭い、とある島に不時着します。その島は治安が最悪なフィリピン沖のホロ島だったのです。LCCに乗った乗客は、高い代償を払うことになります。ホロ島の過激派組織が機長や乗客を襲うサバイバルアクションでした。映画の中なら飛行機が墜落してもいいですが、現実には起こらないことを願います。
↑赤丸がホロ島です。安全レベルは4段階中の3であり、渡航は止めてください。(渡航中止勧告)となっています。
地上で…しっかり銃撃戦
黒人の囚人、マイク・コルターは屈強な肉体で、元軍人という設定に違和感がありません。ホロ島に救助に向かった傭兵部隊の中には、元ネイビーシールズ(人質救出などを行うアメリカ海軍の特殊部隊)の役者が演じていたそうです。
元ネイビーシールズの俳優
— 映画『ロスト・フライト』 (@lostflightmovie) 2023年12月1日
傭兵部隊の一員ジム・レイクを演じた #ピート・スコーベル
彼もまた最高に痺れましたね⚡️⚡️ https://t.co/5PdY3C6I9P pic.twitter.com/lVPbofnixN
地上の銃撃戦は見もので、対物ライフル(口径の大きなライフル、原則人に使用してはいけない)で車越しに敵を射つシーンが気に入りました。
ジェラルド・バトラーは渋い俳優さんでしたね。もちろん、トランスの強さと根性がなければ、乗客は助からなかったでしょう。
『SISU』(2023)との共通点
フィンランドの映画『SISU』は、日本では2023年に公開された映画です。『SISU』は敵兵の脚が吹っ飛んだりとなかなかグロテスク。メチャクチャ強いおじさん一人で、ナチの奴らに無双する映画です。
以下の点で、『SISU』と『ロスト・フライト』に共通点があると思います。
- 主人公が元軍人で、やたらと強い
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どんなに絶望的な状況でも、不屈の精神がある
- 人質と協力する
まとめ
パニック映画でありながら、直接的なグロ描写は少ないです。
航空パニックとサバイバル混ぜたらどうなるのか、ぜひご覧ください。