社会不適合者のシネマ日記

映画・商品レビュー

『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』IMAX版 (2023) 感想/小ネタバレあり

あらすじ

様々な種族、モンスターが生息する世界、フォーゴトン・レルム。盗賊のエドガン(クリス・パイン)と彼の相棒である戦士のホルガ(ミシェル・ロドリゲス)は、ある目的のために旅に出る。特殊能力を持った魔法使いサイモン(ジャスティス・スミス)とドルイドのドリック(ソフィア・リリス)、そして聖騎士のゼンク(レゲ=ジャン・ペイジ)とパーティを組み、全世界を脅かす巨大な悪の陰謀に対峙することになる…。*1

思ったよりもシンプル?

ストーリーに特徴がなく、思ったよりもシンプルな印象です。ギャグシーンが多く、それが気に入りました。邦題にある通り、社会の外れものがメインキャラクターとなっています。

私はアメコミには疎いですが、この作品はアメコミっぽい印象を受けました。制作はジェレミー・レイチャム氏であり、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』も手がけた方ですから当然でしょうか。

中世ヨーロッパの風景やクリーチャーのグラフィックが良いです。中世風の音楽もあいまって、ファンタジーな空間に浸れます。エンドロールに「ILM」の文字がありましたので、CGに関してはおそらくILMが関わっていると思われます。

印象に残ったメッセージ

少々曖昧ですが、今作で印象に残った言葉です。

コミカルな部分もありつつも、視聴者に語りかけるようなシーンもありました。

  • 失敗し続けることには意味がある。失敗するのをやめたら、やがて大きな失敗につながる。
  • (何をやってもうまくいかなかった自分に対して)自分の敵は自分だった。
  • 皮肉とは、自分を傷つけるものだ。

おすすめしたい人

  • 中世の雰囲気が好き
  • クリーチャーが好き
  • アメコミ好き
  • ドラゴンクエストのような、RPGゲームが好き

IMAXはどうか

今回はIMAX版を視聴しました。この作品はIMAX撮影ではありませんが、IMAX上映されています。画質は普通に感じましたが、大画面で楽しみたい方にはおすすめです。

IMAXをフル画角で観るチャンス!

ちょっと話題が逸れます。

こちらは日本では珍しい、IMAXレーザーGTのシアターがあるグラシネ池袋です。

グラシネ池袋では4/7から一週間限定で、IMAXカメラで撮影されたアメリカの自然をフル画角で観られます。IMAXマニアは行くしかない?