はじめに
サイクリストの皆さん、こんにちは。今回は、Amazonで購入した電動空気入れ「Woowind AP2-P」をレビューします。他社の中華電動空気入れを購入したい方も、参考になるはずです。
製品概要
- 製品名:AP2-P
- メーカー:Woowind(中国メーカー)
- 価格:5,600円程度(22年6月時点)
- 重量:約400g
- バッテリー:リチウムイオン 4000mAh
実際の使用感
🔻単3電池との比較。重さは500mlの水より少し軽いぐらい
操作性
🔻私は自転車ユーザーなので、自転車モードを利用しています。この電動空気入れを自転車に接続すると、画面上部に現在の空気圧が表示されます。デジタル表示で目標空気圧を設定し、スタートボタンを押すだけで自動的に空気を入れてくれます。ボタンの意味さえ覚えれば、初心者でも簡単に使いこなせるでしょう。
自転車が米式バルブの場合、指定した空気圧に達成すると、自動で停止します(この画面の場合52PSIで自動停止する)。
🔻バイクモード
性能
最大空気圧は150PSIで、自動車やバイクにも対応可能です。私はMTBに空気入れをしますが、空気入れ性能には問題を感じません。さすがに従来の手動ポンプと比べると楽です。
ただし、空気圧の測定精度が不明なので、別に自動車用アナログ式エアゲージを購入しました(米式バルブに対応・PSIをkPaをに変換するのがちょっと面倒です)。
バッテリー持続時間
🔻月に数回空気を追加する程度なら、1ヶ月以上充電なしで使えるでしょう。なお、USB-A端子からスマホの充電もできます。
🔻SETボタンを長押しすると、LEDライトが点灯する機能も
アクセサリー
- エアーホース(米式バルブ)
- 仏式バルブアダプター
- 英式バルブアダプター
- ボールニードル
- 浮き輪ノズル
- 充電ケーブル
- 収納袋
🔻付属のエアーホース(米式バルブ)は先端をスクリューして自転車に取り付けます。これはちょっと面倒ですよね。おすすめは、別売のワンタッチ式エアーホースです。
🔴メリット
1. 労力削減:手動ポンプの疲労から解放されます。毎回シュコシュコするのは疲れますからね。
2. 自動停止機能:指定した目標空気圧に達成すると、自動で停止します。
3. 多用途性:自転車以外にも、ボールや浮き輪にも使えます。夏に活躍しそう。もちろん、スマホの充電もできます。
🔵デメリット
🔻音量注意 騒音の検証
1.騒音:一番のデメリット、作動時に大きな音がします。マニュアルを見ると、1m離れた状態で85dBの音量があることが分かります。
参考:85dBの騒音→混雑した道路や高速道路の近く
車通り多い歩道に移動したりと、近隣への配慮が不可欠です。
2.価格:手動ポンプと比べるとやや高価です。
3. 重量:手動ポンプより重いです。
総評
タイヤ空気圧を微調整したい方にお勧めです。米式バルブの自転車なら、自動停止してくれます。価格はやや高めですが、その便利さを考えれば価値があると言えるでしょう。ただし、作動時の騒音には注意が必要です。コンプレッサー音が気になるので、購入前に実際の使用環境を確認することをおすすめします 。
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